11/11(月)通常営業
11/11(月)11:30〜15:00通常営業します。12(火)の営業はお休みします。
秋から冬そして春にかけては、渡り鳥のシーズンで、波照間島でもいろいろな鳥の姿を見ることができます。冬にかけて多くみられるのはカモやカイツブリ、オオバンなどの水辺にいる野鳥たち。
これはカルガモ。よくテレビなどでカルガモ親子のかわいいお引越しとかお散歩などの映像を見ると思いますが、冬になると波照間にも来てるんですよ。他にも期間を通して波照間では8〜10種類ぐらいのカモ類を観察することができます。
先日はなんとオシドリも飛来していました。オシドリは非常に仲睦まじい夫婦をさす「おしどり夫婦」という表現で使われているあのオシドリです。しかし、野鳥のオシドリはつがいを毎年変えることが知られており、長年連れ添う絆の強い夫婦というイメージはあくまで人間が「さもありなん」と作り出したストーリーというオチつき。
そんな人間の勝手なイメージは置いておき、オシドリのオスの色や模様は本当にカラフルで派手でアーティスティック。こんな風に派手なのはオスだけでメスは非常に地味な茶色です。
オシドリは日本全国に分布したり飛来したりするので、それほど珍しいカモというわけではないのですが、波照間で見かけるのはけっこうレアな種類です。今回は木立に囲まれた小さな貯水池に他の種類のカモと一緒にひっそりと一羽だけいました。
このように波照間は小さい島にも関わらず、訪れる野鳥の種類は多く、人知れずレアな野鳥がその辺を飛んでいたりすることもあります。国境の島、与那国島はその地理的特性から珍しい渡り鳥が多く観察される場所として有名なのですが、同じように波照間島もバードウォッチングが楽しめる場所の一つといえるかもしれませんね。
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