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ここ最近、空気が乾燥して澄んだ青空が広がっています。いわゆる秋空っぽい空模様です。
さて昨夜は診療所の医師による医療講話が近くでありました。島民が医療について知識や経験を深めることは、波照間のような離島ではとても重要なことです。昨夜は心肺蘇生法およびAEDの使用方法についての講習でした。
それによると日本で心臓突然死で亡くなる方は年間7万人。一方、交通事故死者数は3500人(2018年)、自殺者数は2万人(2018年)だとか。単純に数字だけを見ると、交通事故や自殺などのできごとに遭遇するより、心臓突然死に立ち会う可能性の方がかなり高いですよね。
そして目の前で倒れて心停止になった方が救急車が到着するまでの数分間(全国平均8分)で、どれだけ素早く心肺蘇生法を受けられるかで、助かる確率が数十%も変わるそう。心肺蘇生法を知っていたら助けられる可能性があるなら、出来るだけ多くの方が身につけておいた方がいいですよね。
昨日は、実際の場面をシュミレーションしながら、声かけや胸骨圧迫、AEDの操作手順などを学びました。簡単な操作ではありますが、やってみないとどれぐらいの強さで胸骨を押すのか、など分からないものです。
波照間でのAED設置場所は、ニシ浜、製糖工場、診療所、学校など。心停止した人のいる場面に立ち会うことなどそうそう頻繁にあるわけではないと思いますが、いざ目の前でそれが起きた時に行動できるかどうかが人の命を左右します。知っておくのはほんとに大事なことですね〜
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