2/15(木)通常営業
2/15(木)11:30〜15:00通常営業します。
昨日はいい天気になり高速船も順調に運航しました。南風が吹いて汗ばむ陽気だったので、お客さんの中には半袖短パンの方も見受けられましたよ。
天気が良く風もそこそこあったので干物用の魚を干しました。うちでは自家製干物を作っていますが、魚を干すときに2つのことに気をつけています。
1つめは、干す日は必ず条件のいい日(風がある、湿度が低めの日)を選ぶこと。基本的に沖縄は湿度が高いので、何も考えずに干物を作ろうとするとカビが生えたり、うまく乾燥せず嫌な臭いのする干物になったりします。
しかし干物を作ろうとするときに都合よく条件がいい日にめぐり合うことはほぼないので、条件のいい日が来るまで下処理した魚を冷凍保存しておいて好機を待ちます。昨日干した魚も1〜2ヶ月前に処理して冷凍しておいたものでした。何度か経験するうちにこの方法が一番美味しく品質保持できる方法だということがわかったんですよね〜
美味しく干物を作る2つ目のポイントは、カラスやハエなどの干物作りを妨害する要因への徹底的な対策をすることです。よくテレビや写真などで、海辺の町や砂浜で魚やタコやイカなどが網にも入れられずぶら下げられたり干されたりするのを見ます。
波照間で同じことをすると、あっという間にカラスが群れでやってきて奪い合いながら泥棒するでしょう。ハッと気づくと干物が見えないぐらいのハエがたかって真っ黒になることでしょう。
そうならないよう網に入れたり、突かれたり、たかられたりしないようにカラスやハエとの知恵比べですね。それと干す網も雑菌が繁殖しないよう清潔に保つようにしています。けっこう面倒くさいですが、そうやって気を配りながら作った干物はとても美味しくできるんですよね〜。波照間の風と太陽はとても干物向きだと思います。
以前お店で干物を召し上がられたお客さん(60代ぐらいのご婦人)が、「あたしゃ魚河岸で長いこと干物を扱ってるけどね、ここの干物は美味しい!上手にできてるよ!」と褒めてくださったこともありました。人によって味の好みはさまざまなので一概には言えませんが、干物が好きな方にはオススメですね!
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