10/2(金)通常営業
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昨日は旧暦8月15日、十五夜でした。島ではお天気が良く立派なお月さまを鑑賞することができました。近くの広場で子どもたちもお月見をしていて「出た〜出た〜月が〜♫」と、何度も何度も繰り返し大きな声で歌っているのがめちゃくちゃかわいかったです。
私たちはおばぁのお家の縁側でお月見しました。
ススキも飾って十五夜餅もお供えしました。
この十五夜餅は沖縄独特ですね。
モチ粉を水で練ったものを蒸したり茹でたりした後に、塩茹でした小豆やササゲをまぶしたものです。餅と呼んでいますが、ついた餅ではなく、練った餅なので、どちらかというと団子に近い食べ物です
うちには赤いササゲのストックがなかったので、今回は島産の黒いササゲ(おばぁが栽培したもの)で作ってみました。
沖縄本島ではこの餅のことを「ふちゃぎ(吹上餅)」と呼びますが、島では「十五夜餅」「豆餅」と呼んでいます。
それにしても見たことない方には、へんてこりんな餅ですよね〜。ぎっしり豆の集まった見た目は、集合体恐怖症の方には気持ち悪いかもしれないですね。この豆を餅にまぶす意味はなんなのか?ネットをざっと斜め読みしてみると
・魔除け
小豆には魔除けの効果があると言われています。昔から赤色は魔除けの色だと言われ、小豆を蒸すと鮮やかな赤色になることから、厄を払うという意味が込められているのです。また、小豆を潰してしまうと効果がなくなると考えられているため、フチャギには潰さずにそのままの状態でまぶされています。
・子孫繁栄
おもちが「月」を表すことに対して、小豆は「星」=「子ども」「子孫」を表すとされている。つまりフチャギにはたくさんの小豆をまぶし、多ければ多いほど、子孫繁栄が期待できるとして、良いとされてきました。
などの情報がありました。以上2つは他サイトからの引用です。
この十五夜餅は、一般的に仏壇や台所のピナカン(火の神)にも供えるとネットに書かれてあります。
しかし、やはり、実際のお月さまに向かってお供えするのが一番しっくりきますね〜
↑沖縄の十五夜について分かりやすく書かれておりました。ご興味ある方は読んでみてください。
暑くもなく寒くもなくちょうどよい秋の夜、おばぁとゆんたくしながらゆるゆると過ごしました。
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