休業日記 9日目

「休業日記 ○日目」というタイトルは、人の気を引かない、あじけない、つまんないタイトルだなぁと毎日書くたびに思うけれども、このかつてない非日常の日々の中で「いつかこの休業期間が終わる…はず」という期待を込めて、あえてカウントして前を向こうとしているのかもしれない。カウントをやめた時が、非日常を抜け出した時、うちの店にまたお客さんが戻ってくる時、なんだよなぁ。 だって見てほしい、今のうちの食堂の状況を。 つい１０日前まではお客さんが座って、島野菜カレーライスを美味しそうに食べ、ゆったりと流れる時間の中で窓から入ってくる風を感じながらくつろいでいた空間が、雑然とした事務所感にあふ