1/18(土)通常営業

1/18(土)11:30〜15:00通常営業します。1/19(日)20(月)の営業はお休みします。

昨日、おばぁから電話があり、手続き書類についてわからないところがあるから教えに来て〜とヘルプ要請がありました。夕方に訪ねたところ、まずは「はい、これ食べなさい」とかわいらしいサイズの島バナナをすすめられます。
「冬のバナナはこんなに小さくなるさ〜」
おばぁのヘルプ要請に応えながら、「はい、これも食べなさ〜い、あれも食べなさ〜い」とみずやから家の奥からあれやこれやと食べ物が出てきます。

塩ワサビ味のスナック菓子は一口食べた途端に「美味しくない〜」と顔をしかめ、中に入っているピーナッツだけ取り出して食べていました。「刺身につけるワサビは好きだけど、こんなお菓子のワサビは美味しくないさ〜。でもよ、ジーマミ(ピーナッツのこと)はワサビの味しないで美味しいさ〜」

沖縄では、来客やゆんたく相手に次から次へと「あれもこれも食べなさい」と食べ物をすすめることを「かめかめ攻撃」(かめ〜とは「噛め〜」すなわち食べなさいということ)といいますが、島のおばぁはたいてい「かめかめおばぁ」で、ゆんたくするとこんな風に見てるだけでゆかいな会話が広がります。
そんなお菓子の話やなんでもない話をしていると、おばぁの口からふっと方言が飛び出してきて、私たちが「え?それどういう意味?」と反応して方言講座になるのがいつものパターン。

昨日はその方言講座が、何をどう話が転がったか、シモの話になり盛り上がりました。「5〜6歳の頃まではよ〜、男の子のは「こっちんたま」女の子のは「ぴんたま」というさ〜。大人になったら男のは「◯◯」、女のは「△△」というよ〜。してからに、毛のことは男は「◯◯ッフェ」女は「△ッフェ」というさ〜」と日本語にはない発音でおばぁが言うシモの言葉を、私たちが真剣に大きな声で繰り返します。私たちの繰り返すシモの言葉を聞いて、「最後は◯◯↗︎と上がらないよ〜、◯◯↘︎と下げるよ〜。波照間の言葉はだいたい語尾は下がるさ〜」とイントネーションの指導も忘れません。シモの話で笑いがこぼれながらも超真剣。

波照間の方言は、もう50代以下だと島出身でも話せないことが多く、消滅の危機が心配されていますが、まさにこういう生きて喋れるおばぁのような人の中に蓄積されている言語や知識は唯一無二ですよね。特にシモの話などは、生活や身体に密着しているのに、文献としては残されていない分野かも。昨日は、貴重な機会であったとともに、おばぁとゲラゲラ笑いながら楽しくお喋りできたゆんたくの時間を過ごしました。


あやふふぁみ

波照間島にある食堂 草木染め雑貨ショップも併設 営業時間 11:30~15:00 ランチ営業のみ、夜は営業していません 不定休