10/19(土)通常営業

10/19(土)11:30〜15:00通常営業します。20(日)21(月)の営業はお休みします。

八重山地方のすぐ近くにある台風20号は、あまり発達する予報ではありませんが、この近辺でウロウロして船の運航などに影響を与えそうな感じですね。どこへ向かうのか見定めるのが難しそうな台風です。
さて冒頭の写真のような景色に出会うと、海の彼方に何か特別な世界があるのではないかと思ってしまいそうな神々しさを感じます。資源も乏しく、他の島と簡単に行き来できなかった時代の島人ならばなおさら、そこにニライカナイ(理想郷のようなもの)を夢見たことでしょう。
ギラギラと照りつける夏が終わり、陽射しが和らいでくると、こういった薄明光線がよく見られるようになります。薄明光線(はくめいこうせん)は、「太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間や端から光線が放射状に地上へ降り注いでいるように見える現象のこと」。

いろんな別名があって
・光芒(こうぼう)
・天使の梯子(はしご)
・天使の階段
・ゴッドレイ(God Ray)
・ヤコブの梯子(はしご)
・レンブラント光線
などと呼ばれるそうですよ。また宮沢賢治はこの現象のことを「光のパイプオルガン」と表現したとか。

世界中で皆がこの現象に何かしらの感銘を受けたんでしょうが、「光のパイプオルガン」という表現は、光なのに見ていると音まで頭の中に響いてくる感じがよく伝わって秀逸な言葉だなと思いました。

波照間島は山がないので空がとても広くて、この薄明光線がとても美しく壮大に見える島だと思います。島のどこからでも海が見えるので、薄明光線に照らされた海面が黄金色に輝く様子もまた神々しい。夏のビーチもいいですが、これからの季節、薄明光線を見にくるのもいいかもしれないですね〜

あやふふぁみ

日本最南端「波照間島」にある食堂 草木染めや土産物雑貨ショップも併設 営業時間 11:30~15:00(冬季は〜14:00) ランチ営業のみ、夜は営業していません 不定休 予約不可 誠に勝手ながら電話/メール/SNS等による問合せには対応しておりません Ayaffami / Hateruma / Okinawa / Japan