7/21(日)通常営業
7/21(日)11:30〜15:00通常営業します。
昨日の波の高さ予報は4〜3m、南風という船にとっては難敵の風ではありました。しかし大型高速船ぱいじま2ならば出航するかも…と思い、そうなったら夏休み初日なのでお店も混むかもな〜と覚悟して仕込みしておりましたら、結局は最終便以外は欠航になってしまいましたね〜。
台風期間中を含め波照間島に来られなかった方々もたくさんいるでしょうね。当店も張り切って営業しましたが来られたお客様は島民を含め8名…冒頭の写真のように後半は閑古鳥が鳴く静かな店内でした。
さて2〜3日前に突如として発表された船会社の安栄観光による時刻表の変更。
7/20〜8/31までの期間限定で早朝便ともいえる7:20石垣発の第1便が運航することになりました。これはライバルの船会社、八重山観光フェリーが発表した期間限定の波照間航路便の時刻表に対抗したものと思われます。
事の経緯の大雑把な説明は以下の通りです。
これまで波照間島民は何年にも渡って、午前中の早い時間に石垣島に着く船便を運航してほしいと安栄観光に要請してきました。従来の時刻表では石垣島滞在時間が短く島民が日帰りで用事をすませることができない状況があったからです。例えば1便で石垣に出ても病院の午前中の受付締め切り時刻に間に合いませんでした。
再三の島民や公民館からの要請が真摯に受け止められずスルーされ続けたため、島民は何とか島民の生活に即した時間の船便を運航してくれないかと他の船会社の八重山観光フェリーに要請を出しました。
八重山観光フェリーは不定期航路という形で島民からの要望のあった早朝便を含むチケットプランを期間限定で開始することを発表しました。
それに対抗する形で安栄観光も同じ時間帯の早朝便を同じく期間限定で運航すると突如発表しました。あんなに島民が要請しても出してくれなかったのに、ライバル会社に客を取られるかもという状況になった途端に早朝便を出すという安栄観光の会社としての思考回路に、腹を立てている島民はたくさんいると思います。小さな子どものケンカか!と思うようなレベルの低さですね。
船会社は島民の生活にとってなくてはならない生活のインフラを提供してくれる企業です。島民と船会社とできればお互いに感謝し合ういい関係でありたいと思いますが、今回のような経緯を見ていると島民の生活は軽視されているのかなと感じてしまいます。
そしてこのような経営方針や態度をとる会社が、人の命を預かる船を安全に運航できるのか、何か事故が起きるかもしれないほころびを見逃さずに修正できるか、疑いを持った目で見てしまいます。
波照間航路は外洋を航行するため欠航が多く難ありな航路ですが、気象条件以外でもまだまだ難ありの状況は続きそうです。夏休み期間中の安栄観光と八重山観光フェリー、お互いどんな雰囲気で日々の船便を運航するのでしょうかね。
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