6/8(金)通常営業
6/8(金)11:30〜15:00通常営業します。
毎日「暑い…暑い…」と口にしながら汗をダラダラ流しています。昨日の最高気温も33.1℃。33℃を超えるとどこにいても何をしても暑い、という感じになってきますね。
この暑さの中、サトウキビ畑は雨もなく成長に必要な水分が足りないので、葉が茶色くなったり丸まったりして生育不足が心配されています。サトウキビが弱る一方で、雑草は勢いを増し農家はため息をつくばかり。
そんな農家が一年中戦っている雑草の1つが方言で「サチグサ」と呼ばれるタチアワユキセンダングサです。種が服や動物の毛にくっつくような作りになっているので、この雑草の生えるところに足を踏み入れると、大量の種が服についてチクチクするので嫌がられます。
そのサチグサ、数年前より研究により抗酸化成分が高いことが報告され、機能性表示食品としてサプリメントなどに利用できることが分かってきました。そのため、宮古島ではこのサチグサをわざわざ栽培しているが現在供給量が追いついていない状況とのこと。
沖縄中でやっかいな雑草として農家の手を煩わせている草が、一方でわざわざ栽培されて農作物として出荷されるという…。目の付け所を変えるだけで目の前に当たり前にあるものが宝の山に代わるという典型例ですねぇ。
そういう新しい時点でのアプローチや取り組みが今後もっと増えて、後継者不足の農業が少しでもいい方向に向かうといいですねぇ。
0コメント