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この時期の全国的な話題といえば、桜の見頃やお花見。しかし、沖縄にソメイヨシノはなく、代わってデイゴの花が咲き乱れます。
卒業入学シーズンといえばデイゴの真っ赤な花を思い浮かべる沖縄県民も多いのではないでしょうか。
一時期はデイゴヒメコバチというデイゴの枝に産卵するハチによって樹勢が弱り枯れてしまう大木もあり心配されていました。2005年ごろからその被害が広がり春になってもデイゴの花が咲かないという寂しい状況になっていたのですが、薬剤を木の幹に注入することでハチの被害を食い止め、ここ数年はデイゴの花が復活しています。
しかしその薬剤は1本の木あたり約2000円というコストがかかる上に、毎年注入し続けないと効果がないのでコストの高い処理と聞きます。毎年花を咲かせているということは、それだけコストをかけてでもデイゴの花を見たいという沖縄県民の熱意の現れなんでしょうかねぇ。
最近ではデイゴヒメコバチの天敵のこれまたハチを放飼することで防除する実験も始まっているようです。
デイゴは沖縄の県花として歌にもたくさんうたわれ、県民にとても親しみをもたれているので、あの赤い花を守るためにあの手この手で対策を立てているんですね〜
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