9/15(水)お休みです
9/15(水)緊急事態宣言に伴い休業中です。
昨日は風もおさまり時化もおさまったかと思ったのですが、高速船は1,2便欠航、3便運航、貨客船フェリーはてるま2は欠航と台風の影響が残りました。
そんな中、親戚の法事のお手伝いに行ってきました。
まずは朝から３時間、ひたすら天ぷらを揚げます。
天ぷらを揚げる場は、社交の場でもあります。
先輩方やふだんあまり顔を合わさない知人たちと昔の話から最近の噂話まで話が止まることがありません。
勉強になることもあれば、最近の島のトピックスに対する皆さんの考えや立場が垣間見え、さまざまな意見を聞くことができたり。
一緒に作業する人たちの性格や人間性が見えて面白かったり。
共同作業によって毎回いろいろ学ぶことがあるのが島の法事です。
今回はやはりコロナやワクチンに対する話も多かったですね。
仏壇の飾り付けは男性の役割ですが、家によって少しずつ違ったり個性が出たり。
こちらのお家の、むるむん(盛り物)の飾り付けは非常に豪華で盛りだくさんでした。
サトウキビを束ねて縛った周りに、シークワーサー、エビヅル、グァバ、バナナなどの青い実が飾り付けられています。
こちらは「5ツグン(いつつぐん)」「7ツグン(ななつぐん)」と呼ばれる法事やお祝いで定番のお供えの膳。
それぞれ5つ、7つの料理が盛り付けられます。
そのときのご飯は、もちごめを炊いたものをこんな風にてんこ盛りに盛り付けます。このてんこ盛りご飯は「しけしぽん」というとても面白い方言名で呼ばれます。
余ったもちごめご飯はその場にいる親族たちの昼ごはんになります。
揚げたものはこんな風にパックに詰められて法事の後の会食の膳に並べられます。
とにかくコロナ禍でさまざまな自粛がされているとはいえ、それでもたくさんの親戚が集まり、自分たちで料理やお供物を作り供えて無事に終えることができました。
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