6/11(金)お休みです
6/11(金)緊急事態宣言に伴い休業中です。
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ドラゴンフルーツの花が咲いていました。咲くのは夜でしかも日没時刻あとの夜８時ごろから咲き始め、翌朝の８時ごろには萎むという一夜のみの開花。
こんな大きな花をたった一夜のために咲かせるなんて贅沢というか豪華ですね。ドラゴンフルーツはサボテンの仲間で月下美人とも近縁種。サボテンってやはりどこか他の植物とは次元の違う生態をしてますねぇ。
お天気の良くなった昨日。雨の名残もあり蒸し暑さで汗ばみます。
今日からいよいよ豊年祭のプーリンを迎えるということで、昨日はその準備が慌ただしく行われていました。お供物のモチや和えものの準備も村の女性たちが前日に行います。
たくさんの月桃の葉は皆で分担して取ってきて、きれいに洗ったり拭いたりして長さを整えます。
薪をくべた大窯で月桃の葉を茹でます。豊年祭行事の料理は、現在も昔と変わらず薪を使って料理します。
茹でた葉っぱは一枚一枚、水気を拭き取ります。
モチ粉をこねます。水のみ加えて、砂糖などは加えない無糖のモチです。
小さくちぎったモチ粉を茹でた月桃の葉に包んでいきます。
２枚の葉っぱを使って挟んで折り曲げきれいな長方形に整えたら、大窯で蒸します。
蒸したら冷まして葉の隙間についている水分を丁寧に拭き取ります。昨日作ったモチを実際に供えたり食べたりするのは翌日なので、腐ったり痛んだりするのを避けるため、水滴を隅々まで拭き取ったり、保管環境に気を配ったり。200個以上のモチ一つ一つを丁寧に作っていきます。
これは私たちの住む部落での様子ですが、豊年祭は島の各部落で行われるため、あちこちでこんな作業が共同で行われます。
他には先日とってきた長命草を千切りにして茹でて和えものの下準備をしたり
同じく先日とってきたアダンの芯を
刻んで茹でたり
皆で協力して無事に準備を終えました。毎年やるたびに思いますが、少ない人口の島で、よくこれだけの手間のかかるお供物の準備や神行事を維持していると思います。それだけ皆が自分の時間を捧げて成り立っているということですよね。今日一日の神事も無事に終えられますように。
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