12/1(火)通常営業
12/1(火)11:30〜15:00通常営業します。
ツルムラサキの花がたくさん咲いています。このぷっくりした三角の花は、花びらがなく萼片(がくへん)がピンク色に色づいた状態です。ツルムラサキは東南アジア原産の野菜で、波照間では野菜というよりどこにでも生える野草です。
ツル性でツルや実が紫色なのでツルムラサキという名前です。このツルの成長が非常に早く、何にでものぼってからみつくので、やっかいな雑草ともいえます。しかし、食べてみるとクセがなく粘り気のあるほうれん草のような美味。繁茂するツルを程よく剪定して手入れしてあげればこんなに便利な野草はないですね。しかも葉っぱだけではなく花や実も食べられます。
花の先の柔らかいところだけを摘み取ります
ツルも食べられますが、硬くなると口触りが悪くなるので、やわらかい先っぽの芽の部分を摘みとります。
肉厚な葉っぱは一番可食部の多いパーツです。これらの花や芽や葉っぱは、ちゃんぷる〜に入れたり、付け合わせにしてお店で出しています。肥料入らずでいつでも繁茂しているツルムラサキは本当に優秀な野草です。
そんなツルムラサキの花言葉は「頼りにします」「頼りにしすぎ」。他の野菜がない時でもツルムラサキがあれば…と島産野菜として頼りにしているうちの店のことを言い当てられているようでドキッとしました。実際は、薬草として利用価値が高い、一度根付くと種を落として次々芽生える生命力の高さからつけられた花言葉だとか。
紫色に色づく実も染料や食用として有用とのこと、今度、どんなふうに使えるか試してみたいと思います。
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